子どもを大きく伸ばす小学校受験―私立・国立小学校入試合格の大切な真実
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適切な育児を心掛けるきっかけづくりに |
本書は、子どもに主に有名私立小学校を受験させたいと願う親に対して、受験「まで」の心得を分かりやすく説いたものである。したがって、入学「後」における公立小学校一般との違いを解説したものではない。
筆者は、まず、加熱する小学校受験に対する誤解やウワサについて触れ、親の見栄による子ども不在の学校選びや情報不足からくる過剰反応は、子どものためにならないと主張している。
試験を実施する学校側が知りたいことは、決して、ワークブックによって訓練された能力や先取りした知識ではなく、遊びや体験を通じた子どもらしい知識、生活の自立性、協調性や社会性、意欲・態度・マナーなどであるとする。つまり、知育だけではく、徳育や体育をバランスよく身につけているかが問われるのであって、子どもの出生からの育児状況、家庭でのしつけ、教育方針などが総合的に問われるのだとする。
なお、本書は、面接試験における留意点も詳しく解説している。
「子どもを大きく伸ばす」とは、知識偏重的に伸ばすのではなく、知・徳・体のバランスのよい健全な子どもと捉えるべきことを強く諭された。受験は、そのためのきっかけにすぎないのだ。