0歳からの母親作戦―子どもの心と能力は0歳で決まる
世界のソニーを一代で築き上げた井深大は、幼児教育研究に情熱を注いできたことでも知られる。本書は、幼児の可能性に注目し幼児教育の重要性を論じたベストセラー『幼稚園では遅すぎる』の続編に当たり、1978年に執筆された。その後、新版を重ねてきたが、その内容がいささかも陳腐化していないことには驚かされる。 著者が一貫して訴えていることは、教育は「幼稚園どころか、3歳でも遅すぎる」ということである。だが、5歳から始めるのと同じ内容の教育を1歳の赤ちゃんから行うべきだと主張しているわけではない。その歳に応じた育て方があるというのだ。0歳から2歳までの時期は有無をいわせず繰り返し覚えさせる時期で、3、4歳はその子の興味に訴え、納得させながら教えていく時期に当たる。とりわけ、さまざまな刺激を何ら抵抗なく受け入れ、脳細胞に焼き付けていく0歳から2歳までを著者は「パターン時代」と呼び、幼児教育上重要な時期と説く。 そして、このパターン時代の教育は母親にしかできないとの考えから、母親がなすべきことや環境づくりなどについて76話を講じている。「3歳までは、どんなに厳しくしつけても悪影響は残らない」「母親が恐れることは、子どもも恐れる」「『日本語を覚えてから外国語を』では遅すぎる」「子どもの“なぜ”を無視すると、子どもの好奇心は失われる」など、本書には子育てのヒントがいっぱい詰まっている。(清水英孝)
世のお母さんに自信をもって育児をしてもらえるように、井深大さんが考える理論を述べられています。母親の育児教育を中心に、例えば、「言葉は最初に何を教えるべきか?」、「自主性を育てる方法は?」、「どういったおもちゃが子供にとっていいものか?」、「字や言葉をどう教えたり、その時期は?」など男性のわたしにとっても興味深いことが数多くあり、楽しく読むことのできた一冊でした。
前作の『幼稚園では遅すぎる』と一緒に購入した本です。前作で「鵜呑みにはできないな。」と感じた先入観もあるのかもしれませんが、”三歳まではどんなに厳しく躾ても悪影響は残らない”とあり、それ以降に躾てもまず効果がないとあったのには「はて?そうかな?」とも思いましたし、さらに”毎日叱っていると子供は叱られ慣れする”とあり、1歳なんて毎日、同じような事をしでかすだろうに、どうすればいいんだろう?と疑問に思ってしまいました。そんへんの具体的アドバイスは、ありませんでした。(そんなことは、自分で考えるべきなんでしょうね。)
この本一冊に、世界中の児童心理学や研究家、専門家の意見が例文などを使って一般の人にも分かりやすく書かれています。幼児に対する遊びやしつけなど一般常識の枠を飛び越えたタッチの文章に流石ソニーを創り上げた人の考え方は斬新だ!と思いました。様々な育児書を読んで混乱するよりも、この本を片手に自信を持って子育てに専念できると思います。
妊娠中に読みました。
日頃の子供との関わり合いが子育てにとってとても重要だということを再認識しました。 大切なのは”子供と一緒にいる絶対時間”ではなく”子供と一緒の時間を如何に過ごすか”なのだと思います。そういった意味では、教育は0歳からだということに間違いは無いと感じました。 |
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